すぐ割れる爪を強くする方法。切り方を変えたり保湿を徹底しよう


指先は目に付きやすいので、爪はきれいに伸ばしたいところです。けれども、ちょっとしたはずみで割れたり、剥がれたりすることがありますよね。

1か月に伸びる長さは、3ミリ程度なので、一度傷んでしまうと改善するには、ずいぶんと時間がかかってしまいます。

きれいな爪を維持するためには、日々のケアが大切です。トラブルの原因を知って、強い爪を目指しましょう。

なぜか爪が弱く、きれいに伸ばせない理由

ネイルアートをする派の人も、しない派の方も、

  • 欠けた爪
  • 2枚爪
  • 爪にはしる縦線

などがあると残念な気持ちになりますよね。そのままにしておけば、見た目も悪く、色々な場面で引っかかったり、剥がれがひどくなったりします。

凸凹して、つやのない爪は、実年齢より老けて見えてしまいます。「爪が薄くてネイルアートができない」と思っている方もいるかもしれません。

理想的な爪は、適度な厚みがあり、ゆるやかにカーブし、うすピンク色でつややかです。体の末端にある指先にナチュナルな美しさがあると、その人自身も細かいところまで気持ちが行き届く女性なのでは、とはっとさせられます。

そのためには、まず、自爪を強化しましょう。

けれども毎日の暮らしの中で、家事で洗剤を使い水仕事をすると、爪から必要以上に潤いが失われます。その上

  • 物を持ったり
  • シールを剥がしたり
  • パソコンのキーボードたたいたり

と知らず知らずのうちに酷使しています。そして

  • 爪が乾燥している
  • 食事で十分な栄養が摂れていない
  • 除光液でネイルアートを落としている
  • 間違ったネイルアートの処置をしている

などでも爪はもろくなってしまうのです。

お肌は欠かさずスキンケアをし、その後のメイクがお肌を紫外線や、ほこり、などから守っています。でも指先のケアはどうでしょう。

爪は弱っていても、そのままにしがちです。外からの刺激を防ぐためのガードもしていません。保護されていないので、潤いはどんどん逃げていくことになります。

こまめな保湿で、乾燥を寄せ付けない

爪はもともと皮膚が硬く角質化したものです。皮膚と違い、つっぱったりしないので、乾いていることに気づきません。健康的は爪の水分量は、12~16%です。もともと少ないのに乾燥が進むともろくなります。

家事をする時はゴム手袋をして、洗剤によって皮脂や水分が奪われるのを防ぎましょう。

ケアのタイミングは

  • 家事が終わった後
  • 仕事が一段落した時
  • 甘皮の処理後
  • ネイルアートをする前
  • ネイルアートを落とした後

などです。大気の乾燥によっても乾きます。保湿は何度やっても大丈夫です。

気づいたときに、いつでも使える保湿のアイテム

爪に現れる縦筋は老化や乾きのサインです。

  • キューティクルオイル(ネイルオイル)
  • ハンドクリーム
  • ベースプロテクター

などを塗って保湿しましょう。キューティクルオイルは、爪の表面やその周囲の皮膚にぬります。

  • 爪が薄い
  • 爪や甘皮の乾燥
  • つやのない爪
  • 割れ
  • 二枚爪

などにならないよう保湿してくれます。ジェルタイプは外出先でも、ケアしやすく便利です。ジェルネイルなどのつけ爪やの上から使えるタイプは、浮きを防ぐのでネイルアートが長持ちします。

塗ってから蒸しタオルをすれば、効果がアップします。

その後は、ハンドクリームを手全体にのばして揉みこみます。手を洗ったら、そのたびに使いましょう。ベースプロテクターは、家事の前に塗ると、手の乾燥を予防してくれます。

どれも爪がきれいに伸びるのをサポートしてくれます。香り付きのものを選べば、ちょっとしたリラックスタイムになります。気分転換になるので、爪の健康のためにもいいですね。

マッサージをプラスして、効果より確かなものに

保湿の後はマッサージしてあげると効果が上がります。血流が悪くなると栄養を運べず、老廃物を回収することもできません。血行が良ければ、栄養素がいきわたり健康な爪が伸びやすくなります。

マッサージの方法は、
1.爪の両側を挟み込むように、親指と人差し指で、つまんで押します。
2.その状態で、20秒ぐらい押し続けます。

少し痛いぐらいが、ちょうどいい強さです。爪の根元を押すのも良いと言われています。これらを1日に2~3回ぐらい続けてみましょう。時間さえあれば、簡単なので、テレビを見ながらでもできそうですね。

切り方を変えて、欠けにくい爪にする

爪切りで切ってしまうと、割れや二枚爪になりやすくなります。指先よりちょっと長めに切り、形は、スクエアオフ型かラウンド型にします。

スクエアオフ型
爪の先を直線的に切った後、できた角を丸く整えた形です。

ラウンド型
爪の両側は直線的にして先を丸く整える、どんなネイルアートにでも合う万能型です。

爪の両側を長めに整えると、保水力が高まり、強度が増します。
長く伸ばした爪は、どうしても衝撃に弱くなります。あまり伸ばしすぎないようにしましょう。

爪切りはケラチンの繊維をボサボサにしてしまいます。そのままにしておくと割れや2枚爪になるおそれがあるので、よりソフトに整えることができるものを使いましょう。

入浴直後なら水分をふくんで柔らかくなっているので、衝撃も小さくなりますよ。

ネイルシザーで思い通りの形に切る

「ネイルシザー」は、はさみの先端が弧を描いているので、指の形に合わせてカットすることができます。爪切りより、細かい調整ができますよ。その後は、やすりで断面を整えます。金属製のものは、かえって断面がギザギザになるので、おすすめできません。紙製のものが良いでしょう。

エメリーボードで、より滑らかに仕上げる

「エメリーボード」は板状のやすりで、

  • 爪を短めに整えたい時、
  • 爪が薄く2枚爪になりやすい時

に便利です。

使い方
1.まず、荒い方と細かい方があるので、それを確かめます。
2.爪に対して荒い方を45度の角度で添え、中ほどに向かって削っていきます。この時、動かすのは、必ず同じ方向です。
3.お好みの形と長さになるまで繰り返します。
4.そして裏返し、細かい方で爪の断面がなめらかになるまで整えます。

どちらも切った断面が少なくまとまります。

食事はバランスよく、きちんと摂る

乾燥の予防をしても改善しない時には、栄養不足の可能性があります。爪に現れる横溝は、

  • ストレス
  • 何かにぶつける
  • 甘皮処理のやりすぎ

など、負荷をかけてしまう時に現れるだけでなく、栄養不足でもおこる症状です。

爪は一度トラブルを抱えると、伸びるまで改善することができません。

「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」を積極的に摂りましょう。

たんぱく質は健康な爪を作る

体を作る大切な栄養素、たんぱく質はアミノ酸でできています。赤身肉や魚、乳製品に含まれるので、毎日100gぐらい摂りましょう。ダイエットで、たんぱく質を控えるのは良くありません。バランスが大事です。

乾燥・割れ・2枚爪などを防ぐ栄養素

割れや二枚爪は、乾燥すると起きるトラブルですが、栄養面からも防ぐことができます。ビタミンAを含むニンジンやほうれん草、カルシウムがある牛乳や小魚などを摂ると乾燥を改善します。
乾燥がひどい時に摂りたいのは、ビタミンB12です。カキやサンマなどから摂りましょう。
爪が弱った時に頼りなるのがビタミンBです。レバーやカツオ、マグロに含まれています。

他にもある爪を強化するミネラル

鉄分を取らないと爪がもろく、反ってしまいます。レバーや貝などを食品から摂りましょう。サプリメントでは、摂りすぎる時があるので体に良くありません。
爪は接する皮膚から水分を得ています。

ミネラルの一つケイ素は、爪を構成しているだけではなく、その橋渡しをしているので、とても重要です。

1日に必要な量は40㎎ですが、玄米では40合、大根だと10本分にあたります。食事で摂取するのは大変なので、こちらはサプリメントで摂るのがいいかもしれません。

ネイルアートとの正しい付き合い方

ネイルアートには、色々な種類があります。剥げるのが早いマニキュア、その他には人工爪と分類される

  • ネイルチップは接着剤を使って
  • スカルプチュアは化学反応を利用して
  • ジェルネイルはライトで硬化して

自爪に固定します。施術の前には、爪を削り多くの化学物質を使います。外すときには溶剤を使ったり、ハードジェルの場合は削ったりして取り除きます。それが爪の負担になり、繰り返し施術をすると、

  • 爪が薄くなる
  • かぶれる
  • 乾燥する

ことがあります。注意が必要です。

他にも必要以上に甘皮をはがしてしまうと刺激に弱くなり、

  • 爪がぼこぼこになる
  • 雑菌が入りやすい
  • 爪の周りの肌が荒れる

などが症状として現れるので、処理しすぎは良くありません。1か月に2回ぐらい行うのが目安です。手を清潔にしてから行います。入浴後の柔らかくなった時に不要な分だけ取り除くか、ネイルサロンでやってもらいましょう。

爪が薄くなった時、乾燥した時は

  • ベースコート
  • ハードナー

を使うのがおすすめです。

  • 保湿する成分がはいったもの
  • 線維が含まれるもの
  • 凸凹を整えるもの
  • 色付きのもの

などがあります。コーティングして潤いが失われるのを防ぐことができるんです。

一度薄くなった爪は、元には戻りません。アートネイルが楽しめない間、これらを1週間に一度ほど塗りなおせば、欠けや2枚爪にならないよう保護してくれます。

また、マニキュアの前にはベースコートをぬりましょう。爪の負担を軽くし、黄色に変色するのを防ぎます。

オフする時は、ノンアセトンで、潤いを逃がさない

気をつけたいのは、オフする時です。マニキュアを落とすときは、ノンアセトンの除光液を使いましょう。

アセトンは、爪を乾かせてしまう成分です。

マニキュアは、剥げやすいので何度も塗り直しをしがちですが、除光液の使用は1週間~10日のペースでとどめておきます。2度塗りすると剥げを防ぐことができますよ。

スカルプチュアやソークオフジェル(ソフトジェル)は、アセトンで剥がすことが多いので、どうしても爪にとって負担になってしまいます。保湿を忘れない、お休みを入れるなどの対策が必要です。

ネイルアートを落とす回数が増えると、刺激となってしまうので気をつけたいですね。

ジェルネイルは水分に注意

ジェルネイルは長い間つけたままの時、適度な甘皮処理をしていない時に、浮きが生じます。

そこから水分が侵入し、雑菌が増えることがあるので、だいたい2~3週間で落とすようにしましょう。浮きがおきたら、すぐオフしなければなりません。

ハードジェルの場合は、削りおとす回数が増え、ソークオフジェルの場合は短い周期でアセトンを使うことになります。

ハイポキニウムを伸ばして、トラブルを寄せ付けない

ハイポキニウムは、爪の裏と指先の間にある薄い膜のことをいい、雑菌の侵入を防ぎます。ここが長いと爪を強化することができるので、甘皮と違って剥がす必要はありません。

爪切りを使うと、ハイポキニウムを取ってしまうことがあるので、エメリーボードを使うといいですよ。

また、キューティクルオイルでこの部分を保湿すると、乾燥せずに栄養分を補給できるので、きれいな爪になっていきます。

ネイルアートは、健康な爪でこそ映える

間違った処置や、自分流にネイルアートをしていると、病気になることもあります。代表的な病気をお知らせします。

グリーンネイル
ジェルネイルをしている時に、お風呂やお料理などで、水や菌が爪との間に侵入し、緑色になる病気です。痛みや痒さがないので、ネイルを落とすまで気がつきにくいです。症状が進むと爪が割れたり、剥がれたりします。病院では、オフしてくれないので、サロンで前もってオフしてから、通院しましょう。
 
爪水虫
これも菌によっておこる病気です。白癬菌といいます。初めは爪の先が白くなりますが、この段階ではまだ自覚症状がないため、通院が遅くなってしまいます。

爪カンジダ
カビによる病気です。赤くはれ、痛みがでます。清潔にして、水分を取り除くことが必要です。変形したり変色したりするときもあります。つけ爪をするのはよくありません。1か月ほどネイルアートはやめて、保湿をしましょう。

慣れてない方は、信頼できるネイルサロンで施術をしてもらったり、メンテナンスしてもらった方が安心ですね。

症状が悪化する前に、早めの受診を

爪に痛みを感じる時、熱があったり赤くなったりした時は、皮膚科を受診しましょう。また、爪は健康を映す鏡です。爪にできた症状によっては、大きな病気が隠れている場合があります。良くならない時には医療機関へ通院しましょう。

健康な爪を育むには

爪は体の末端にあるので、体に起きた不具合がそのまま、トラブルとして表れやすい部分です。睡眠不足やストレスなど、原因は他にもあります。

爪が弱くなる要因は様々で、いくつか絡み合っていることもあります。生活習慣の見直しや、ネイルサロンで周期的にメンテナンスやカウンセリングを受けながら、改善していくのも解決法の一つです。

毎日のケアで、美しい指先を保ちたいですね。

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