ダイエットの効果が出ない原因は「むくみ腸」にあるかも?


手や足のむくみはよく聞くけれど、「むくみ腸」について耳にしたことはありますか?

例えばダイエットしているのになかなか痩せなかったり、便秘がひどくなった…という場合、腸がむくんでいるのかもしれません。

腸内環境の悪化は体調に大きな影響を及ぼしますので、腸の健康について少し考えてみませんか?

むくみ腸とは?

その名の通り、腸がむくんでいる状態をむくみ腸と呼んでいます。足や手がむくむのと同じように、血行不良などが原因で腸壁に水分がたまり、むくんでしまっていること。
腸内環境が悪化する原因になるため、体や肌に悪い影響を及ぼすと言われています。

むくみ腸はどうして起こる?

むくみ腸がどんなものなのかわかったところで、次はどんなことがむくみ腸の原因になるのか確認しておきましょう。

冷えが原因の血行不良

一般的に、むくみというものは血液やリンパの流れが悪くなって水分が余計にたまってしまっている状態。腸も同じことで、腸の周りの血流やリンパの流れが悪くなることでむくんでしまうのです。

他の部位と同様に、冷えが腸がむくむ大きな原因になってしまいます。冷たい食べ物はもちろんのこと、女性の場合は冷え性で悩んでいる人も多いですから、手や足だけではなく腸までむくんでしまうことにつながります。

運動不足

これは、便秘で悩んでいる人にも言えることですが、腸のぜん動運動と日々の運動は大きな関係があります。普段運動をしていないと、筋力が低下してぜん動運動もあまりうまくできなくなってしまい、結果として便秘に。

デスクワークをしている人などは、運動不足になりがちな傾向がありますし、同じ姿勢をずっとしているために腸のぜん動運動ができずに腸のむくみにつながります。

食生活が乱れている

食生活も腸のむくみに大いに関係があります。暴飲暴食はもちろん、食事を抜いてしまったり早食いなどが腸の周りの血流を乱す原因となります。

例えば早食いする癖がある人は注意。腸にいちどにたくさんの食べ物が入ってきてしまうと、体は消化を行うために腸に一気に血液を送り込みます。
このとき一時的に腸の血行が良くなるのですが、消化されると今度は一気に血が引いていきます。これを繰り返しているうちに、徐々に血流が悪くなっていきます。

下剤を使いすぎている

もともと便秘がちな人の中には、市販の便秘薬に頼ってしまうという人もいるでしょう。たまに使用するのであれば問題ありませんが、常に使用するとなると考えもの。

薬とはいうものの腸にとって刺激を与えるものですから、腸の粘膜に炎症が起きてしまうことで機能が低下して、腸の血流が悪くなることがあります。そうすることにより、腸がむくむことがあるようです。

むくみ腸になるとどんなことが起きるの?

では、むくみ腸になってしまうとどんなことが起きるのか、見ていきましょう。

太りやすくなってしまう

腸がむくむと、腸そのものの動きが悪くなります。
すると腸の中で悪玉菌が増えてしまうことで腸内環境がアルカリ性に傾き、消化機能が低下してしまいます。すると糖や脂質の分解がうまく行うことができない状態に。結果として、吸収されなかった栄養素が脂肪として蓄積されてしまうことになります。

ダイエットに取り組んでいるけれど、なかなか痩せないという人は、一度このむくみ腸になっていないか疑ってみるべきかもしれません。

免疫力が低下する

体を病気から守ってくれる免疫細胞は、そのほとんどが腸に存在しています。ですから、健康的に過ごすためには腸は非常に重要な器官と言えるのですが、腸がむくむことにより腸内環境が悪化してしまうと、免疫細胞の働きが落ちてしまいます。

すると風邪などの感染症をはじめとする病気にかかりやすくなるという状態に。風邪をひきやすい人は、腸内環境が悪くなってしまっている可能性があります。

慢性的な便秘になる

腸がむくんでしまうと、腸の壁は厚く膨らんだ状態になります。腸内、すなわち便の通り道が狭くなるということですから、どうしても詰まりやすい状態になり、多くの人を悩ませる便秘の状態になります。

さらに腸がむくむとぜん動運動も弱くなってしまうので、さらに便が排出されにくい状態になりますので、慢性的な便秘に。腸内に便が溜まっていると、腐敗してしまって悪玉菌が増え、悪循環を引き起こしてしまいます。

おならが臭くなる

便秘になり、便が腸にたまって腐敗した状態だとガスが発生し悪臭を発生させることに繋がります。そのためおならも臭くなります。

肌が荒れる

肌の調子を上げたければ、腸内環境を整えましょう、と聞いたことはありませんか?体の中にある老廃物を排出する機能を担っているのが腸。

腸の中で悪玉菌が増えて有害な物質が増えてきたとしても、むくみ腸の状態だとうまく便として排出ができなくなっています。そのため、排出できなかった老廃物は腸の壁から吸収されて血液とともに全身に行き渡ることとなり、汗や皮脂として排出されますが、その際に肌の新陳代謝を遅らせてしまう原因になると言われています。

むくみ腸を改善するには

体にいろいろな影響を及ぼすむくみ腸。なるべく早く改善してあげたいものです。では、どうすればむくみ腸を改善できるのでしょうか。

食生活を見直す

まずは食事のタイミングを見直してみましょう。
毎日食事を取る時間がバラバラだと、排便のタイミングもうまくいかなくなり、腸がうまく働かなくなってしまいます。ですから、まずは食事の時間を一定にすることで排便のリズムを整えることから始めましょう。

そして、しょっちゅう食事を抜いてしまうのはもってのほか。ダイエット中の女性は特に食事を抜いてしまうことがあるかもしれませんが、腸にとっては良くありません。1日3食を心がけましょう。

乳酸菌を摂取して腸内環境を整える

腸内環境を整えるために、乳酸菌を摂取するのもおすすめ。ヨーグルトなどを食べることで摂取することができます。例えばビフィズス菌は町内で乳酸と酢酸を生み出すのですが、その酢酸は腸のぜん動運動を促します。

食物繊維を積極的に摂取する

水溶性の食物繊維は便を柔らかくしますし、非水溶性の食物繊維は便のかさを増やし、ぜん動運動を促します。この2つの食物繊維はどちらかだけを摂取してもダメ。バランスよく摂取することにより、便秘の解消が期待できると言われています。

日常生活に運動を取り入れる

腸がぜん動運動を行うためには、適度な運動で刺激を与えてあげることが効果的と言われています。

例えば腹筋やウォーキングなど、軽い運動からでかまいません。逆に激しい運動を無理して行うと続きませんから、長く続けられる運動を選びましょう。
駅などで毎日階段を使うのも良い習慣と言えます。

腸マッサージをしてみる

腸に刺激を与えるための腸マッサージもおすすめ。腸を揉んであげることにより老廃物の排出を促すことができますが、妊娠中や整理中の人は控えましょう。それから、強く押しすぎないように注意すること。

また、腸の働きを促すツボもあります。へそから指3本分下がったところ、体の中心よりも少し外側にあるツボです。ここを人差し指と中指、薬指で左右同時に押してあげましょう。

むくみを解消して、腸美人を目指そう

私たちの体に悪影響を及ぼす「むくみ腸」について紹介してきました。上記に挙げた症状について、何か心当たりはありませんか?知らないうちに腸がむくんでしまっているかもしれませんよ。

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