お茶を飲んでダイエット!成功させるコツと注意点
スラリとした理想のカラダになって健康管理やファッションを楽しみたいけれど、どんなダイエットをしても長く続かない・・・思うように体重をコントロールできなくて、悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
色々なダイエットを試してみても効果が実感できなかったときは、誰でも簡単に続けられる「お茶ダイエット」がおすすめです。お茶ダイエットは、自分に合うお茶を毎日飲み続けるだけでダイエットサポート効果が期待できる方法です。
お茶にはカテキンやポリフェノール、カフェインなどの成分が含まれており、脂肪燃焼作用や血糖上昇抑制作用などの働きがあります。また、多くのお茶はノンカロリーなので、水分補給として飲み続けても太る心配がありません。
ここではお茶ダイエットの正しい方法や効果、お茶の選び方、成功するコツなどをご紹介しますので、お茶ダイエットで理想的なキレイを目指したいときにお役立てください。
お茶ダイエットで効果的にダイエットサポート!
お茶ダイエットとは、緑茶やウーロン茶などのお茶類を毎日飲み続けるだけで、簡単にダイエットサポートができる方法です。
お茶に含まれるカテキン、タンニン、ポリフェノール、カフェインなどの成分を摂取することで、脂肪を優先的に燃焼させたり、脂肪の吸収を抑制したりする効果が期待できます。
また、食前にお茶を飲むと満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを防ぐことが可能になります。ダイエット中に不足しがちな栄養も、お茶に含まれるビタミンやミネラルがとれるので、ダイエット中の飲み物としておすすめです。
また、紅茶やプーアル茶などの発酵茶は身体を温めるので、冷え症対策にもおすすめです。冷え症になると新陳代謝が低下して、水分代謝も悪くなり、体内に水分を溜め込んでむくみの原因につながります。
お茶ダイエットは、毎日お茶を飲むだけで手軽におこなえるダイエットサポート方法です。厳しい食事制限や過酷な運動は必要なく、誰でも簡単に今すぐできる魅力があります。
お茶は、お湯出し・水出しどちらでも楽しめるので、季節を問わず、毎日飲み続けることができます。ティーパックやペットボトルなど色々なタイプの商品が販売されており、スーパーやコンビニで手軽に購入できることも魅力の一つです。
お茶ダイエットは毎日お茶を飲むだけで簡単におこなえるので、無理なくダイエットサポートをしたい方におすすめの方法です。
お茶のダイエットサポート効果
お茶にはカテキン、タンニン、ポリフェノール、カフェインなどの成分が豊富に含まれています。お茶に含まれる成分は、お茶の種類によって異なるので、各成分の特徴を知ってお茶を購入するときの判断材料にしましょう。
ここでは、お茶に含まれる代表的な成分をご紹介します。
カテキン
お茶に含まれる苦味・渋味成分であり、茶ポリフェノールとも呼ばれます。タンニンの一種であり、ポリフェノールの一種でもあります。
緑茶に多く含まれており、胆汁酸の排泄促進や脂肪燃焼作用、血糖上昇抑制作用、コレステロール・中性脂肪上昇抑制作用などの効果があります。
カテキンには脂肪燃焼作用があるため、運動前に摂取すると効果的です。また、血糖上昇抑制作用もあるので、食前にとると脂肪の吸収をおだやかにする効果が期待できます。
カテキンの含有量はお茶の種類によって異なり、もっとも多く含まれているのは緑茶の煎茶です。そして、煎茶の場合は、二番茶&三番茶、一番茶の順にカテキンが多く含まれています。カテキンをたくさん摂取したい方は、煎茶の二番茶&三番茶がおすすめです。
タンニン
タンニンは植物や果物などに含まれるポリフェノールであり、渋の成分です。お茶のタンニンはカテキンと呼ばれており、渋みや色味と関係があります。
緑茶や紅茶といったお茶類は、タンニンの渋味や風味、色味を工夫することで、さまざまなタイプが作られています。
ポリフェノール
植物よって生成される苦味や色味の成分であり、赤ワインやカカオ、お茶などに多く含まれています。ポリフェノールにはカテキン、タンニン、アントシアニン、フラボノイドなど300以上もの種類があります。
お茶には「茶ポリフェノール」と呼ばれるカテキンやタンニンなどが豊富に含まれています。
カフェイン
コーヒーやお茶に含まれており、苦味や風味に関係する成分です。利尿作用があり、体内の余分な水分を排出して、むくみを改善する効果が期待できます。また、カテキンのように脂肪燃焼作用の働きがあるため、運動前に摂取するとダイエットサポートに役立ちます。
しかし、カフェインには神経興奮作用があるため、摂取する量やタイミングに注意する必要があります。睡眠を妨げないように就寝前は摂取しないこと、過剰摂取しないように1日の目安量を守ることが大切です。
お茶の中にはノンカフェイン、またはカフェインが少ない種類もあります。たとえば、麦茶・黒豆茶・どくだみ茶・タンポポ茶などはノンカフェインです。また、煎茶の場合、カフェインの量は1回目に入れたお茶がもっとも多く、2回目、3回目と増えるほど減っていきます。
テアニン
お茶の葉には、アスパラギン酸、グルタミン酸、セリン、アルギニンなどのアミノ酸が含まれています。そして、お茶に含まれるアミノ酸の半分はテアニンとなっています。
テアニンにはカフェインの興奮作用を抑制する働きがあり、そのほかにもリラックス効果が期待できます。
ビタミンC
ビタミンは人の体内で作られないため、食品から摂取する必要があります。ビタミンCには抗酸化作用の働きがあり、コラーゲンの生成に不可欠な成分とされています。
お茶のビタミンC含有量には差があり、もっとも多いのは煎茶です。煎茶と同じ緑茶に分類される玉露の場合は、煎茶の1/2ほどが含まれています。また、ウーロン茶にはわずかに含まれており、紅茶やプーアール茶には含まれていません。
市販のお茶には、ビタミンCが添加されているものもあります。
お茶の種類とそれぞれの効能
お茶には、緑茶やウーロン茶、紅茶などさまざまな種類があり、成分や含有量が異なります。お茶ダイエットのポイントは、欲しい成分や飲みやすさなどから、飽きずに長く愛飲できるお茶を選ぶことです。
ここでは、ダイエットサポートにおすすめのお茶と効果についてご紹介します。
緑茶
緑茶は、茶葉を原料にした不発酵茶です。煎茶、番茶、玉露、ほうじ茶、玄米茶、粉茶などの種類があり、それぞれ風味や成分に差があります。一般的によく飲まれているものは煎茶です。
緑茶には、カテキン、カフェイン、テアニン、ビタミンC、食物繊維などが含まれています。特にカテキンは、お茶の中では緑茶にもっとも多く含まれており、二番茶&三番茶、一番茶の順に含有量が高くなっています。
ほうじ茶
緑茶の一つであり、二番茶以降の茶葉を原料にした不発酵茶です。特有の香ばしい匂いがあり、すっきりした味わいがあります。
ほうじ茶にはタンニン、カフェイン、カリウム、カルシウム、葉酸などの成分が含まれていますが、煎茶などに比べるとタンニンやカフェインは少なめとなっています。
刺激の少ないお茶なので、子供からお年寄りまで幅広い年代の方に飲みやすいという特徴があります。
玄米茶
玄米茶は、緑茶(煎茶または番茶など)に玄米を混ぜて作られたお茶です。特有の香ばしい匂いがあり、煎茶より渋みが少なく、一般的なお茶として人気があります。
玄米茶には、カリウム、カルシウム、葉酸などが含まれており、緑茶の有効成分が期待できるヘルシーなお茶です。カフェインの含有量は、煎茶やほうじ茶の1/2、紅茶の1/3ほどになっています。
麦茶
麦茶は、殻つきの大麦を原料にして作られたお茶です。麦の香ばしい匂いがあり、温めても美味しくいただけますが、キリッと冷やしたものが夏場によく飲まれています。
麦茶には、カルシウム、カリウム、リンなどの成分が含まれており、利尿作用などの効果があるとされています。そのため、むくみを改善する効果が期待できます。また、カフェインは含まれていません。
ウーロン茶
ウーロン茶は、茶葉を原料にした半発酵茶です。日本でも一般的な中国茶であり、香りがよく、飲みやすいお茶です。
ウーロン茶には、カテキン、カフェイン、ポリフェノールなどの成分が含まれており、体脂肪燃焼促進作用、利尿作用などの働きがあるとされています。また、ウーロン茶特有の「烏龍茶ポリフェノール」には、血中の中性脂肪・コレステロール減少や食品の脂肪分吸着・排泄などの働きがあると考えられています。
プーアール茶
プーアール茶は、中国語で「普耶(プーアル)茶」として親しまれている中国茶の一つであり、茶葉を原料にした後発酵茶です。
プーアール茶には、カテキンなどの成分が含まれており、血中の中性脂肪上昇抑制効果や体重のリバウンド抑制効果などがあると示唆されています。また、カフェインは少なめという特徴があります。
杜仲茶
杜仲茶は、トチュウの葉を原料にして作られたお茶です。
杜仲茶には、カルシウム、カリウム、ビタミンC、マグネシウム、亜鉛、リン、ゲニポシド酸などの成分が含まれており、利尿作用や便通・むくみ改善などの効果があるとされています。
杜仲茶には、ストレス解消や血圧降下などの働きもあると考えられていますが、カリウムが多く含まれているため、腎臓病などでカリウムの摂取を制限されている方はご注意ください。
甜茶
甜茶は、茶葉を原料にして作られたお茶です。甘味のあるお茶ですが、ほぼノンカロリーなので甘いものが欲しいときにおすすめの飲み物です。
甜茶には、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、甜茶ポリフェノール、ルブソシドなどが含まれており、アレルギー性鼻炎や花粉症などを緩和する働きがあるとされています。
ルブソシドの甘味成分によって、ほぼノンカロリーでありながら甘さを感じられるため、ダイエット中などで甘いものを口にしたいときにぴったりです。
どくだみ茶
どくだみ茶は、多年草の植物「ドクタミ」を原料にして作られたお茶です。ノンカフェインなので、カフェイン摂取が気になる方でもおいしくいただけます。
ドクダミには、カルシウム、カリウム、マグネシウム、マンガン、銅などの成分が含まれており、利尿作用や便通改善などの働きがあるとされています。
ドクダミにはカリウムが多く含まれているため、飲みすぎには注意しましょう。
明日葉茶
明日葉茶は、セリ科の野菜である「明日葉」を原料にして作られたお茶です。
明日葉には、カリウム、ビタミンE、カロテン、食物繊維、カルコンなどの成分が含まれており、血中コレステロール低下作用や便秘改善などの働きがあるとされています。
よもぎ茶
よもぎ茶は、キク科の多年草である「ヨモギ」を原料にして作られたお茶です。ヨモギには独特の香りがあり、草餅やパンなどにも用いられます。
よもぎ茶には、健胃・冷え症などの効果があるとして、民間伝承において古くから利用されています。
黒豆茶
黒豆茶は、黒豆を原料にして作られたお茶です。ノンカフェインであり、香ばしく、風味豊かな穀物茶です。
黒豆には、ポリフェノール(イソフラボン)、たんぱく質、ビタミン類、ミネラル、レシチン、食物繊維などの成分が含まれています。
ごぼう茶
ごぼう茶は、ごぼうの皮を原料にして作られたお茶です。ノンカフェインであり、子供からお年寄りまで幅広い年代の方におすすめです。
ごぼう茶には、サポニン(ポリフェノール)、水溶性食物繊維イヌリンなどの成分が含まれており、血糖値上昇抑制作用や便通改善などの効果があると期待されています。
コーン茶(とうもろこし茶)
コーン茶は、とうもろこしを原料にして作られたお茶です。
とうもろこしには、ビタミン、ミネラル、食物繊維、リノール酸などが含まれており、便秘改善やコレステロール低下などの働きがあるとされています。
たんぽぽ茶(たんぽぽコーヒー)
タンポポ茶は、別名「たんぽぽコーヒー」とも呼ばれており、タンポポの根を原料にして作られたお茶です。ノンカフェインなので、妊婦・授乳婦などカフェインが摂取できない方のコーヒーの代用品として飲用されることがあります。
たんぽぽ茶には、クロロゲン酸が含まれており、肝臓や便秘によいとされています。
紅茶
紅茶は、茶葉を原料にした発酵茶です。紅茶の産地は、ダージリン、アッサム、スリランカ(セイロン)、キーモン、インドネシア、ケニアなどがあります。
紅茶には、カルシウム、カリウム、カロテン、鉄、カテキン、カフェインなどの成分が含まれており、肥満や脂質異常症などの予防に効果があるとされています。
また、タンニンとカフェインは、お茶類の中でも多く含まれています。
ルイボスティー
ルイボス茶は、南アフリカの山脈に自生するマメ科の植物「ルイボス」を原料にして作られたお茶です。ノンカフェインでクセのないお茶であり、原産地では不老長寿の薬として飲用されてきました。
ルイボス茶には、カルシウム、カリウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、銅、フラボノイドなどの成分が含まれており、便秘改善やストレス解消などの効果があるとされています。
サラシア茶
サラシア茶は、インドやスリランカに自生する樹木「サラシア」を原料にして作られたお茶です。
サラシアには、ネオコタラノールなどの成分が含まれており、脂肪蓄積抑制作用や血糖値上昇抑制作用、腸内環境改善作用などの働きがあるとされています。ネオコタラノールは小林製薬の特許成分であり、サプリメントなども販売されています。
マテ茶
マテ茶は、南アメリカに自生するモチノキ科の植物「イェルバ・マテ」を原料にして作られたお茶です。豊富な栄養が含まれているため、「飲むサラダ」ともいわれています。
マテ茶にはビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどの成分が含まれており、抗肥満作用や抗酸化作用などの働きがあるとされています。
お茶の正しい選び方とポイント
お茶を選ぶときは、いくつかのポイントがあります。商品を購入したあとで後悔しないためにも、お茶を選ぶときの判断材料にしましょう。
ここでは、お茶選びのポイントを5つご紹介します。
1. 安全性&品質が確かなもの
お茶を選ぶときは、安全性や品質が確かな製品を選びましょう。
海外購入や個人輸入でダイエット茶などを購入した場合、日本では安全性が認められていない成分が含まれている恐れがあります。特に、個人輸入で購入した場合は利用者の自己責任となるので注意しましょう。
お茶を購入するときは、国内など信頼できるメーカーの製品がおすすめです。
2. 毎日続けて飲みやすいもの
お茶ダイエットは、毎日お茶を飲むことがポイントです。そのため、お茶を選ぶときは毎日続けやすい味や価格の製品を選びましょう。
お茶は種類によって苦味や渋味、香りなどが異なります。どんなに効果がありそうだと思うお茶でも、飲みにくいと毎日続けることが難しくなってしまいます。
色々なお茶を試してみて、成分や味など自分好みの製品を選びましょう。
3. カテキンの含有量を確認する
カテキンの含有量は、お茶の種類によって差があります。カテキンは茶ポリフェノールとも呼ばれ、脂肪燃焼作用や血糖上昇抑制作用などの働きがあります。
カテキンがもっとも豊富に含まれるのは緑茶の煎茶であり、二番茶&三番茶、一番茶の順に多く含有されています。
紅茶やウーロン茶などにもカテキンは含まれていますが、緑茶に比べると少なめです。カテキンを多く摂りたい場合は、緑茶の煎茶がおすすめです。
4. カフェインの含有量を確認する
カフェインの含有量は、お茶の種類によって差があります。カフェインを多く含むもの、ノンカフェインのものなどさまざまです。
カフェインには利尿作用や脂肪燃焼増加などの働きがあるとされていますが、神経興奮作用があるため、摂取量や飲み方に注意する必要があります。
妊娠中や授乳中などカフェインの摂取を控えている場合は、ノンカフェインのお茶を選びましょう。脂肪燃焼増加などのダイエットサポートを期待する場合は、カフェインがしっかり含まれているお茶がおすすめです。
5. トクホ(特保)のメリット
お茶にはトクホの製品もたくさんあります。トクホとは「特定保健用食品」の通称であり、厚生労働省認可によって有効性や安全性などが認められた結果、機能性表示が可能になった食品のことです。
トクホのお茶には、数種類のお茶や成分がブレンドされており、特定の効果が期待できるように製造されています。そのため、トクホのお茶には「脂肪代謝アップ」「体脂肪減少サポート」「脂肪吸収抑制」「血圧」といった機能性が表示されています。
国によって効果や成分が認められている、数種類のお茶が1つで楽しめる、そんな製品をお探しの方はトクホのお茶がおすすめです。
お茶ダイエットを成功させるのコツと注意点
お茶ダイエットを効率よくおこなうためには、いくつかのポイントがあります。また、お茶ダイエットの注意点を知ることで、体に負担をあたえず、安心・安全に続けることができます。
ここでは、お茶ダイエットのコツと注意点を7つご紹介します。
1. 安全性や品質があやしい商品は避ける
お茶やダイエット茶は海外でもたくさん販売されていますが、その中には安全性や品質が確認できない商品があります。
ダイエット作用を強めるために医薬品成分が添加されていたり、日本では認められていない成分が含まれていたりする製品もあり、過去には海外のダイエット茶を飲んで健康被害を受けた例も報告されています。
健康食品のお茶なのに「○○の効果あり」「すぐに○○効果のある」「○○の症状がでる」といった宣伝文句が表記されている製品は要注意です。
悪質な商品を手にしないためにも、海外購入や個人輸入はなるべく避けて、国内など信頼できるメーカーのお茶を選びましょう。
2. お茶をたくさん飲みすぎない
お茶にはカテキンやカフェインなどの成分が含まれているため、過剰摂取すると体調に影響をあたえたり、胃に負担をかけたり、寝つきが悪くなったりする恐れがあります。
緑茶の場合、1日あたり湯呑み10杯程度までが目安となります。お茶を飲むときは、摂取量に注意して、あまりたくさん飲みすぎないようにしましょう。
一度に飲まず、複数回にわけてこまめに飲む
お茶を飲むときは、一度にたくさん飲まないで少量をこまめにとると、血中カテキン濃度を良い状態でキープできます。
多量のお茶を一気に飲もうとはせず、1日の中で複数回にわけて少しずつ飲みましょう。
4. お茶を飲むタイミングを工夫する
お茶の種類によって、効果的に飲むタイミングが異なります。カテキンやカフェインが多く含まれるお茶は、脂肪燃焼作用などの働きを上手に利用するために、食前や食事中、運動前に飲むことがおすすめです。
また、カフェインには神経興奮作用や利尿作用の働きがあるので、カフェインが含まれるお茶を就寝前に飲むことは控えましょう。ノンカフェインの場合でも、利尿作用が強いお茶は摂取量と飲むタイミングにご注意ください。
5. 貧血の方はタンニン摂取に注意する
タンニンには食べ物から摂取した鉄分の吸収を妨げる働きがあるため、食事中にタンニンが多く含まれるお茶を飲むと、鉄分の吸収に影響がでる可能性があります。
貧血が気になる方で、緑茶や紅茶といったタンニンが豊富なお茶を飲む場合は、食事中や食後を避けて、食事のあと2時間以上あけてから飲みましょう。
6. 規則正しい食事と適度な運動も一緒に
お茶のダイエットサポート効果を妨げないためにも、規則正しい食事と軽い運動をとり入れましょう。
食事を抜いたり、食事の間隔が長すぎたりすると脂肪を蓄えやすくなる恐れがあります。また、運動不足は肥満の原因につながる可能性があります。運動は、ウォーキングや水泳などの有酸素運動がおすすめです。
7. お茶を飲むときは砂糖やミルクを加えずに
紅茶などを飲むときに、砂糖やミルクを入れると摂取カロリーが増えてしまいます。また、糖類が添加されている市販の甘いお茶も、ノンカロリーではない製品が多くあるので注意しましょう。
ダイエット中に飲むお茶は、ストレートでいただきましょう。どうしても甘いお茶が飲みたいときは、ほぼノンカロリーで甘さを感じられる甜茶などがおすすめです。
お茶ダイエットで理想的なカラダを目指してみませんか?
いかがでしたか?
お茶ダイエットは、毎日お茶を飲み続けるだけで簡単にできるダイエットサポート方法です。厳しい食事制限や高額な費用を必要としないため、いつでも誰でも、すぐにおこなえるという魅力があります。
お茶には、カテキン、タンニン、ポリフェノール、カフェイン、テアニン、ビタミンCなどの成分が含まれているため、脂肪燃焼作用やコレステロール・中性脂肪上昇抑制作用といった働きが期待できます。
お茶には緑茶、ウーロン茶、紅茶など豊富な種類があり、味や成分が異なります。自分にふさわしいお茶がわからないときは、インターネットの口コミやランキングを参考にして購入の判断材料にしましょう。
お水やジュースの代わりとして、食事や運動のお供として、お茶はおいしくヘルシーにいただけます。自分好みのお茶を毎日飲み続けて、理想的な美ボディを目指してみませんか?
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