二枚爪の原因は乾燥と生活習慣。何気ない行為も負担になる!


物をつかんだり、ジュースの缶を開けたりした途端、爪の先がめくれることはありませんか。それが二枚爪です。一度、剥がれてしまうと元には戻らないし、見た目も良くありません。

その後も何かにひっかけたり、剥がれたりして普段の生活を送る中でも不便ですよね。指先は自分からも、周りの人からも目立つ所なので、なりたくない爪のトラブルの一つです。

ここではその原因についてお知らせします。

意外にもデリケート、何気ない行為が負担に

その時々に合わせて整えられた指先は、アクセサリーの一つとして、その人らしさを表現でき、イメージをアップすることができます。けれども、

  • パソコンでキーボードを打つ
  • スマートフォンの操作
  • ピアノやギターの演奏
  • 物を持ち上げる

など、力仕事から細かい作業まで、爪は色々な作業をサポートしています。皮膚とは違って硬いので、丈夫なものだと思い込んでいますが、かなりの負荷がかかっています。
例えば、爪切りでのカットで、爪が剥がれてしまうことがあります。

爪は緩いカーブを描いていますが、切る時には真っ直ぐになります。その際、断面もギザギザになります。

それに気づかず、無意識のうちに指を使っていると、引っかかり、めくれてしまうのです。

指先の清潔感がダウンする二枚爪とは

先端が凸凹になり、悪目立ちしてしまうのが、つらいところですよね。一枚のプレートに見えますが、3層になっています。上から、

  • 油分の多いトッププレート
  • 水分の多いミドルプレート
  • 油分の多いアンダープレート

からなっています。層の間に空気が入ってしまうと、そこから剥がれていきます。
爪に含まれる水分量は12~16%です。
それほど多くないので、乾燥してしまうともろくなってしまいます。

お肌だけじゃない、見逃しやすい爪の乾燥

爪表面のお手入れなどで薄くなると、二枚爪になりやすいのですが、乾燥してもそのリスクは高まります。

  • 家事で水やお湯を使う
  • 食器洗いの際に使う洗剤
  • 冬季で大気が乾燥している
  • 乾燥を引き起こす成分、アセトンの入った除光液を使っている
  • 加齢のため

こういったことで、爪の表面から油分や水分が失われてしまいます。
爪が作られている甘皮のあたりに爪母(そうぼ)がありますが、ここにたっぷりの水分があれば、乾燥しにくくなります

指と接しているピンク色の部分にはコラーゲンを含んだ皮膚があり、そこから水分を受け取っています。先端の白い部分は指から離れているので乾きやすくなり、そこから層がめくれるのです。

困るのは乾燥しているという自覚がないことです。何もケアせずに過ごしていると、いつも二枚爪になっていることもあります。

栄養不足で、きれいな爪が育たない

健やかに伸ばすためには、爪母に絶えず栄養を送りし続けなければなりません。

  • たんぱく質
  • ビタミン
  • ミネラル

を十分に補給することが理想的です。表皮が角質化した爪が「食事でが強くなるの?」と思う方もいるかもしれません。
けれども体は食べたものでできています。末端にある爪は、内臓や脳などに比べて栄養を補給する順番が後になります。不調が現れているということは、そこに問題があるのかもしれません。

本当は足りていない美爪のもと、たんぱく質

赤みのお肉、大豆、乳製品に多く含まれるたんぱく質は

  • 爪を構成するケラチン
  • 爪に水分を補給するコラーゲン

のもとになっています。足りないと爪が弱ってきて、層と層の間で剥がれやすくなります。

成人女性が一日に摂りたい、たんぱく質は50gです。これは牛肉や豚肉でいうと180gほど、卵だと6個にあたります。

意外にたくさん食べることができますよね。現代女性は、体重を気にするあまり、たんぱく質が足りていない人が多いんです。

  • 肉や魚など、たんぱく質を食べない
  • 一つの食材ばかり食べている
  • 食事を抜くことがある

ということはありませんか。肉だけ取っても駄目ですし、野菜ばかりを食べてもいけません。バランスが大事です。不足すると爪が欠けたり剥がれたりしやすく、お肌にも影響がでてきます。

動物性のたんぱく質を摂ると爪に弾力がでます。大豆などの植物性のたんぱく質には、爪と強化する働きがあります。

両方ともきちんと摂っておきたいですね。

老化とともに、減ってしまうコラーゲン

爪の下の指の部分は、たんぱく質の一種、コラーゲンでできています。水分をため込んで、爪に潤いを与えます。年を取るごとに減っていくので、維持するためには、たんぱく質を十分に摂りましょう。

美しい爪作りをサポートするビタミンの不足

健やかな爪を育むのに、欠かせないビタミンは一つでありません。その種類と役割はこちらです。

ビタミンA
ニンジンやほうれん草に含まれ、爪の乾燥を防ぎます。
ビタミンB2
レバー、玄米に含まれ、たんぱく質を再合成し、ツヤを与えます。
ビタミンB6
納豆やジャガイモにあり、ケラチンを作ります。たんぱく質をアミノ酸にアミノ酸をたんぱく質に作り替える働きがあります。
ビタミンC
ブロッコリーやキウイで摂れ、コラーゲンを作ることを助けます。

ビタミンといっても種類によって働き方が違うので、偏りなく摂りましょう。ビタミンは、不必要な分はすぐに排出されます。サプリメントで、こまめに摂るのもいいですね。

ミネラルがないと、健康な爪を維持できない

爪が先端で剥がれないような強い状態を保つために、ミネラルを摂りましょう。


赤みのお肉、ひじきなどに入っています。細胞に酸素を届けます。足りないと爪が薄くなります。
亜鉛
カキ、レバー、貝に含まれ、新陳代謝を促します。
カルシウム
乳製品やから摂りましょう。爪の乾燥を改善します。
ケイ素
少量ですが大根、玄米に含まれています。水分を運び、栄養分の吸収を良くします。

鉄分は摂りすぎても少なくても良くないので、食事でとるのがベストです。サプリメントでは、多すぎることがあるので、やめましょう。

手軽にパパっと摂れる食事にはご用心

ダイエットもしていないし、3食きちんと食べているから大丈夫、という方もいるでしょう。でも、どこで、どんな物で摂るかというのも大事です。

  • インスタント食品
  • 冷凍食品
  • ファストフードの牛丼、麺類、ハンバーガー
  • スナック菓子や甘いもの

などは、爪にとってよくありません。糖質は分解でビタミンCが使われるので、爪の健康に必要とされる分が失われてしまいます。
こういった食品は、加工の過程で栄養価が減り、添加された化学物質を無害化するのに、内臓に負荷をかけてしまい、血行が悪くなります。
また、炭水化物やたんぱく質は摂ることができますが、野菜が不足しがちです。ビタミンやミネラルは体内で合成することができません。便利ですが、利用頻度や選ぶメニューに注意が必要です。

血行不良で爪がもろくなる

血流が悪くなると、栄養分を補給し、老廃物を回収することができません。爪の保水力も下がります。

運動不足
筋肉が動かないと血液は流れません。運動をしないでいると筋肉は、どんどん減ってしまいます。体が冷えやすくなり、さらに血流が悪くなります。
ストレス
ストレスは、血管を収縮させます。交感神経が動き緊張してしまうためです。
睡眠不足
交感神経が働き、血管は収縮します。また、寝ているときに分泌される成長ホルモンにより、爪が伸びるので、6時間は眠りましょう。

血行不良で栄養不足になると爪の伸びも悪くなります。爪が剥がれた状態は、伸びるまで治らないので、生活習慣も気をつけたいですね。

病気のサインでもある二枚爪

二枚爪の裏には病気が隠れている時があります。「鉄欠乏性貧血」という病です。

体内の鉄分が不足するとヘモグロビンが減り、酸素が細胞に運ばれなくなるのです。

ダイエットでお肉をさけ、野菜を中心に食べていると鉄分不足になってしまいます。

そして健康と美容のために、スポーツを楽しんでいる方も多いでしょう。たくさんの汗をかきますよね。それに伴い鉄分が使われ、汗となって排出されます。また女性は生理で大量の血液が失われます。

鉄分不足は、普通に暮らしていても起きやすくなっています。改善しない時は、医療機関を受診しましょう。

いつでもネイルアートできる状態をキープしよう

忙しい毎日で、食事はおろそかになりがちです。栄養素はお互いに影響しあって、体に必要な成分に合成されたり分解されたりします。バランスよく食べましょう。

爪は健康状態が出やすいところです。体の中から健康になって、隠したい爪から自慢できる指先を目指しましょう。

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