女性のためのワキガ対策。生活習慣を見直してにおいにくい身体に!

あのツーンとしたにおいが気になってしまう「ワキガ」。自分は大丈夫だろうか…と日々悩んでいる人もいるかもしれませんね。

でも対策を立てるにしても、まずは何が要因となっているのか知っておくことが大切。

においが発生するメカニズムを知った上で、できる対策を考えてみませんか?

ワキガの原因を知ろう

アポクリン腺と呼ばれる汗腺が分泌する汗が原因。ただしこの汗自体は分泌されたときにはほとんどにおいはありません。

分泌される汗には脂質やたんぱく質を含むのですが、ワキなどにもともと存在している雑菌と触れ合って分解されることにより、独特のにおいを発するようになります。

ちなみにアポクリン腺は全身にあるわけではなく、わきや外陰部、乳輪、外耳道にあります。

遺伝によるものが大きい

原因となる汗を分泌するアポクリン腺の大きさやその数は、人によって当然違いがあるものです。

これは生まれつきのものであるため、両親や親戚がワキガ体質の場合はその子どもも同様の体質を持つ可能性が高くなります。

突然ワキのにおいが気になることも

今までワキのにおいなんて気にしたことなかったのに、急に気になるようになった…という場合も。

突然ワキガが発症することはほぼない、と言われていますが、ホルモンバランスが急に変化したり、食生活によりアポクリン腺に刺激が加えられることにより、急にワキのにおいが気になってくる場合があります。

ワキガのにおいが急に気になるのはなぜ?

すでにご説明した通り、大きな原因は「遺伝」によるもの。ですから、急にワキガになるということはほぼありません。

急に気になるようになったとしたら、それはアポクリン腺を刺激するような生活をしているということ。

具体的にどのような生活習慣が元となってしまうのか見ていきましょう。

動物性のタンパク質や高脂質の食生活

肉中心の食生活を続けていると、アポクリン腺を刺激すると言われています。

特に近年は食の欧米化により、動物性のタンパク質や脂質の多い食事を摂るケースが多いですよね。

このことによりアポクリン腺が刺激され、元々は気にならなかったワキのにおいが急に気になってくる場合が多いのです。

疲労やストレスの蓄積

疲れが最近取れない、あまり眠れていない、強いストレスを受けた…など心当たりはありませんか?ストレスの多い現代人。

このストレスや疲労もアポクリン腺を活性化させてしまいます。

汗をかきやすい体質

汗をかく量が多い、太ったなどで汗の量が増えた人は要注意。

汗をかいたときにきちんとその汗を拭き取らないと、雑菌が繁殖してしまいます。

この雑菌がにおいのもと。きちんとケアせずに雑菌が増えると、体臭が強くなってしまいます。

ホルモンバランスの乱れ

特に女性はホルモンバランスが乱れやすい傾向があります。

ホルモンバランスが崩れると、エストロゲンというホルモンが増えたり減ったりするのですが、このエストロゲンが増えるとアポクリン腺の働きが活発になると言われています

ですから、妊娠や生理のタイミングでワキのにおいが強くなったり、出産や閉経とともにワキの臭いが弱くなったという人も多いのです。

また、過度なストレスもホルモンバランスを崩す大きな要因であることも覚えておきましょう。

タバコやアルコール

タバコを吸った時に体の中に入ってくるニコチンは汗腺を刺激する成分。ワキガ臭のもととなる汗を分泌するアポクリン腺も例外ではありません。

ニコチンによる刺激で自然と汗が分泌されますが、この時に分泌される汗にはニコチン、すなわちタバコのにおいも含んでいるために、強烈なにおいとなってしまうのです。

また、アルコールもタバコと同様に汗腺を刺激するものです。

発汗性を高めるために汗の量が増える上、分泌される汗にはアルコール成分も含んでしまうためににおいが強くなるのです。

私のにおいは大丈夫?チェックしてみよう

においというのは自分ではわかりにくいもの。ワキガ体質ではないと思っていても実はにおいが強かったり、逆にワキガ体質だと思っていても実はそこまでにおいが強いわけではなかったりということもあり得ます。

そこで、簡単なチェックリストでワキガ体質の傾向があるかどうかチェックをしてみましょう。

家族にワキガの人がいる

家族または親戚にワキガ体質の人がいるのであれば、自分にもその体質が遺伝している可能性が高いと言えます。

耳アカは湿り気がある

ワキガの人は、耳アカが湿っているという特徴があります。これはワキと同様にアポクリン腺からの分泌が活発だからです。

ワキ毛の量が多い

ワキ毛の量が多いほどワキガ臭が発生する傾向があります。女性の場合は、1つの毛穴から2本の毛が生えている人はアポクリン腺が多いと言われています。

ワキガへの対策を考えよう

自分がワキガ体質であった場合は自力でワキガを完治させるのは難しいですが、さまざまな方法でにおいを抑えることはできます。

ここでは、自分でできるワキガ対策をご紹介します。

制汗剤を用いてワキ汗をケアする

アポクリン腺から分泌される汗がワキガの原因となることは、説明した通り。ですから、まずは汗のケアをきちんと行うことが大切です。

ただし制汗剤はあくまでにおいを抑えるものなので根本的な解決にはなりませんが、ワキガのにおいを抑えることはできます。

そして、1日の終わりには制汗剤をしっかりとお風呂で洗い流すことをお忘れなく。

リラックスする時間を設けてストレスを軽減

疲れが溜まっているな、強いストレスを受けたなと感じたときは、無理せず休むことが大切です。

疲れとストレスによりアポクリン腺からの分泌量が増加しますから、リラックスをして極力ストレスを減らすことが有効な場合もあります。

アルコールやタバコを控える

上で紹介していた通り、アルコールやタバコは汗腺を刺激するもの。ですから、これらを控えるのもひとつの手です。

におい対策のためだけではなく、健康のためにも少しずつ量を減らしてみてはいかがでしょうか。

和食中心の食生活を心がける

動物性タンパク質は、生きて行く上で必要不可欠ですから、タンパク質を全く摂らないというのはNG。そこで対策としては「肉中心の生活から一度離れてみる」こと。

ですから、魚介類や野菜を中心とした、いわゆる和食の生活が理想的。

特に、普段ジャンクフードを好んでよく食べる人は試してみる価値はあります。

病院で治療するという選択

自力で治すのは非常に難しいワキガ臭。根本的な解決方法としては、病院へ行って治療するという選択肢があります。

ここでは、病院で受けられる治療法として「ミラドライ」と「剪除法」をご紹介します。

ミラドライ

「切らないワキガ治療」と言われる治療法。皮膚の上からマイクロ波を照射して、汗腺を破壊していきます。

ミラドライの一番のメリットは「切らない」ということなので、傷を残すことなく治療することが可能です。さらに、一度破壊した汗腺は再生することはありませんので、効果がずっと続くというのもメリット。

治療は30分程度で完了することもあるほど短い時間で済むので日帰りで治療が可能です。

剪除法(直視下摘除法、皮弁法)

ワキにあるシワにそって2〜3cm切開して、においの原因となるアポクリン腺を直接取り除いていく方法。

切開してアポクリン腺を取り除くのでほとんど取り残しがないのがメリット。ただし切開をするために多少傷跡が残ります。

病院によっては非常に小さく切開するところもありますので、訪れた病院でどのくらい切開するのか確かめてみると良いでしょう。こちらは保険適用の治療法となります。

まずは、できるところから対策を

ワキガ臭への対策を行うには、まずは原因となるものを知ることが非常に大切です。

遺伝の要素が強いとはいえ、生活習慣に気をつけることでそのにおいが強くもなりますし弱くすることもできるといいます。

この記事で紹介されていた生活習慣に心当たりのある人は、そこから少しずつ改善していきましょう。

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